特別合同水難救助訓練 参加報告
6月22日に逗子海岸沖にて消防訓練が行われました。

私たちもNPO海岸クラブの一員として参加させていただきました。私たちの担当は、訓練区域に誤って立ち入ってしまったマリンスポーツ利用者の方々に声をかけ、安全のためにエリアから離れていただくようお願いする監視でした。この訓練には、神奈川県水難救助会の救助船に、逗子市消防署の消防士の方、監督とマネージャー2名で乗船しました。当日は風が強く、私たちの声が届きにくい状況でした。特に、マリンスポーツに集中している方は周囲の変化や呼びかけに気づきにくく、こちらの声に全く反応がない場面もありました。声だけでは限界があるということを実感し、いざというときに備えて、海上での伝達手段や対応のしかたをしっかり学んでおく必要があると感じました。
訓練では、海上での救助訓練、近隣自治体の救助隊との連携訓練、船の火災を想定した放水訓練などが行われました。ダイバーの方が実際に海に飛び込んで漂流者を演じて行う救助訓練の様子や、1分間に数トンの海水を放水し消火訓練を行う様子を間近で見させていただけました。
海には多くの危険があるということを改めて感じるとともに、部活動においても安全意識を改めてもって行動することの大切さを学べた、貴重な機会となりました。
また、逗子の海はNPO海岸クラブ様だけでなく、藤沢市など周辺地域の方々とも協力しながら守られていることを知り、地域のつながりの大切さを実感しました。今後は、そうしたつながりを大切にしながら、逗子の海に関わる一員として、自分にできることを考えて行動していきたいと思います。

7月もNPO海岸クラブ様の活動に参加させていただく予定です。今後ともよろしくお願いいたします。
(2年マネージャー 布施)